子どもの食生活
2019/12/16
子どもの食生活について気をつけていただきたいこと |
以下の8つの提案は、子どもの食生活について気をつけていただきたいことが、大切な順番に書いてあります。 以下の項目では、特に〈1〉~〈4〉までが大切です。〈1〉~〈4〉を抜きにして、〈5)以降を見直すことはできません。〈1〉から順番に見直して<ださい。 |
子どもの飲み物は、水・麦茶・ほうじ茶 |
成長期の子どもは、代謝が激しい(水分の入れ替えが大きい)ため、水分欲求が大きいのが特徴です。したがって、飲み物の選択がもっとも大切でず。 飲み物は水分を補給するものであって、熱量(カロリー)を摂るものではありません。飲み物で熱量を摂ってしまうと、きちんと食事をしな<なってしまいます。 飲み物は、熱量のない水、麦茶、ほうじ茶などにしましよう。 |
朝ご飯をしっかり食べさせる |
朝食はできるだけ「ご飯と味噌汁」を食べさせて<ださい。忙しい場合は、前夜のご飯と味噌汁を温め直せば十分です。 副食は焼きのり、納豆、佃煮、梅干し、ふりかけなどの常備食を利用しましよう。 食事を作る時間、食べる時間がないときはパンも仕方ありません。食べさせないよりはよいでしよう。 ただし、パンはお菓子を食べさせているようなものですので、常食は好まし<ありません。 |
子どものおやつは食事 |
子どものおやつは、4回目の食事です。ただし、4回も食事を作るのは大変ですから、簡単なものでよいのでず。おにぎりやのり巻きなどが一番好まし<、うどん、そば、さつまいも。トウモロコシ、せんべいなどの「穀類」「いも類」を中心にしましょう。 砂糖の入ったお菓子や油脂類の多いお菓子は極力控えたいものです。 スナック菓子と清涼飲料水(スポーツ飲料など)は買わないようにしましよう。 |
力夕カナ主食は日曜日に |
ラーメン・パン・シリアル・パスタ・ピザ・ハンバーガー・焼きそば・お好み焼きなど「油型」の主食は週に1~2回までにして<ださい。 カタカナ主食に合わせる副食は、油脂が多<なる傾向があるため好まし<ありません。 |
副食の墓本は野菜、海藻類 |
副食は季節の野菜、海藻類、いも類などを中心にします。 野菜料理は、煮物、和え物、おひたしなど油の少ない料理を中心にしましよう。 |
動物性食品は魚介類を中心にする |
動物性食品は魚介類を中心にしましょう。肉や食肉加工品、乳製品などは控えめにしましょう。 |
未精製の米を常食にする |
可能であれば、米は未精製の「ご飯」を常食したいものです。 一番のお勧めは5分づき米です。栄養素は十分残っているにもかかわらす、比較的白いため食べやす<、一般の電気炊飯器で炊<ことができます。あるいは、7分づき米や胚芽米などもよいでしよう。 いずれにしても、家族全員が食べられるものを選びたいものです。 |
食品の安全性にも配慮する。 |
無理のない範囲で、食品添加物、農薬、ポストハーベスト農薬などに配慮したいものです。 あ<までも〈4〉までを見直してから検討しましょう。 |