禁煙・節煙、考えてみませんか?
2019/12/16
喫煙者は、歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすい!
歯周病を増加させる危険要因として『喫煙』があります。
喫煙したタバコの蓄積本数によって、危険度が増大しているのです。
タバコが歯や歯ぐきに与える悪影響は、歯に黒くヤニが付着するだけではありません。
タバコが口の中に与える『悪影響』
- ニコチンが血管を収縮します。
歯肉への血液の流れが悪くなるので、酸素や栄養分が欠乏します。
また、老廃物を除去することもうまくいきません。 - 歯周病の症状を出にくくします。
出血、腫れなどの歯周病の症状が出にくくなり、治療の手遅れから
歯を失う方も少なくありません。 - 細菌と戦う白血球の機能が50%減退してしまいます。
感染に対する抵抗力が低下します。 - 歯肉の修復機能に悪影響を与えます。
歯肉が異常硬化し、治療に対する反応が悪くなります。 - 歯ぐきの色が悪くなり、不健康な印象となります。歯にヤニがついて見た目もきれいではありません。
禁煙されれば、1~4年で改善されていきます。
蓄積本数が少ない方は、明らかに良い状態に変化していきます。
~ご質問などございました、お気軽におたずね下さい~
あなたのタバコ依存度は?
次の質問に答えて下さい。選んだ答えの点数を合計すると、あなたの『タバコ依存度』がわかります。
- 起床後何分で最初の喫煙をしますか?
A)5分以内(3点) B)30分以内(2点)
C)1時間以内(1点) D)1時間以後(0点) - 寺院や図書館、映画館など、喫煙を禁じられている場所で禁煙することが難しいですか?
A)はい(1点) B)いいえ(0点) - 1日の喫煙の中で、どちらが一番やめにくいですか?
A)朝、最初の1本(1点) B)その他(0点) - 1日に何本ぐらい吸いますか?
A)31本以上(3点) B)21~30本(2点)
C)11~20本(1点) D)10本以下(0点) - 他の時間帯より、起床後数時間に多く喫煙しますか?
A)はい(1点) B)いいえ(0点) - ほとんど1日中喫煙しますか?
(たとえば、床に伏している病気の時なども吸いますか?)
A)はい(1点) B)いいえ(0点)
★あなたのタバコ依存度は・・・
あなたの合計点数 ⇒ 点
【0~3点】 依存度は低い |
【4~6点】 依存度は普通 |
【7~10点】 依存度は高い |
歯周病の予防や治療を円滑にするためにも、禁煙・節煙をおすすめします!