キシリト-ルについて

初診ネット予約受付中

診療ガイド

キシリト-ルについて

2019/12/16

キシリト-ルのチカラ

キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく2つに分けることができます。
1つは「むし歯の原因にならない」ということ。キシリトールは口の中で「酸」を、全く作りません。さらに酸の中和を促進する働きも持っています。唾液も出やすくするなど、口の中をむし歯になりにくい状態に保ってくれます。
もう一つは「むし歯の発生、進行を防ぐ」という効果。むし歯の原因となるプラークをつきにくくし、歯の再石灰化を促します。さらにキシリトールはむし歯の大きな原因とされる原因菌(ミュータンス菌)の活動を弱める働きを持っています。このむし歯原因菌への働きは、他の甘味料には見られないキシリトールだけの効果です。

キシリトールでパワーアップ

キシリトールがあれば、それだけでむし歯を防げるわけではありません。歯をむし歯から守るためには正しく歯を磨いたり、フッ素が配合されたハミガキ粉を使ったりすることが大切です。
キシリトールは歯垢(プラーク)を剥がれやすくし、ブラッシングの効果を上げたり、フッ素と一緒になって、より歯を硬くするなど、普段のむし歯予防に加える事で、大きな効果を発揮します。毎日の習慣にプラスして、むし歯予防をしっかりサポートしてくれる。それがキシリトールなのです。


むし歯予防の四葉のクローバーキシリトールが発見されたフィンランドでは、保険所にこのようなポスターが貼ってあります。

むし歯予防には4つの大切な要素があって、キシリトールはそれらの効果をパワーアップするための支えになると考えられているのです。

 

歯みがき+キシリトール


歯みがきは、歯の周りの歯垢(プラーク)を取り除くための、大切なケアのひとつです。そこにキシリトールを加えると、歯垢を形成しているむし歯の原因菌(ミュータンス菌)の力が弱まり、同じように歯みがきをしてもずっと歯垢が取れやすくなるのです。

正しい食生活+キシリトール


ダラダラと甘いものを食べたり飲んだりしていると、それだけ歯が溶け出す時間が長くなることになります。甘いものは、食べる量より食べている時間に気をつけましょう。どうしても甘いものを食べたくなったら、食事のすぐ後に摂って、歯を磨いたり、間食をしたくなったらキシリトールの入ったガムやタブレットを食べたりするようにしましょう。

フッ素+キシリトール


歯みがき剤にも含まれているフッ素は、歯の表面から溶け出した歯を修復していきます。キシリトールは、溶け出した歯の内側から修復することが、研究により明らかにされています。つまり、一緒に使うと、ダブルのパワーで歯を修復することになるのです。

定期健診+キシリトール


歯の健康は、残念ながら、自分だけでは維持することができません。ですから、予防に熱心な信頼のおける歯医者さんを積極的に活用していきましょう。むし歯のリスクが高くなる前に、定期的にチェックを受け、キシリトールについての知識や効果の高い歯科医院専用のキシリトール製品を手に入れて、毎日のケアに役立てて下さい。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。